季語|鮭(さけ)

三秋の季語 

初鮭(はつさけ)

鮭の季語俳句サケ目サケ科に属する魚に、キングサーモン・ベニザケ・ギンザケ・ニジマス・カラフトマスなどがあるが、一般に「鮭」と認識されているのはシロザケと呼ばれるものである。秋鮭(アキサケ)、秋味(アキアジ)などの呼称もある。また、シャケとも言う。白身魚に分類される。
かつては「鮏」の字があてられていたが、生臭いという意味があるために、明治時代に「鮭」が使われるようになった。語源は諸説あり、アイヌ語で「夏」を意味する「シャク」の転訛説や、身が酒を飲んだ時のように赤いために「酒気(さかけ)」から転じたという説などがある。
北太平洋から北極海にかけて生息し、9月から12月に産卵のために川を遡上する。遡上する川で有名なのは、北海道の石狩川であるが、太平洋側では千葉県、日本海側では福岡県まで遡上が確認されている。川を遡上する間は餌を食べず、オスはその間に、背が張り鼻曲がりとなる。

現在流通している生食用の鮭は、ノルウェーなどで養殖されたタイセイヨウサケであることが多い。サナダムシやアニサキスなどの寄生虫対策で、刺身として提供されるものも、原則として冷凍される。
俳諧歳時記栞草には、秋之部八月に「初鱖(はつさけ)」として出ており、「和漢三才図会」の引用で「鮏は鯹の本字、魚臭なり」とある。江戸時代には、秋に千葉あたりで獲れたものを生で江戸に運び、「初鮭」として珍重したという。

【鮭の俳句】

鮭のぼる川しろじろと明けにけり  皆川盤水

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