俳句

季語|鳳仙花(ほうせんか)

初秋の季語 鳳仙花

爪紅(つまくれない・つまぐれ・つまべに・つまくれ)

鳳仙花ツリフネソウ科ツリフネソウ属ホウセンカは、東南アジア原産の一年草。6月から9月頃、赤を中心に白やピンクなどの花を咲かせ、二週間くらいたって実が熟すと、触るだけで種が弾けて飛び散る。
女児が爪を染めて遊んだため、「爪紅」とも呼ばれる。沖縄民謡の「てんさぐの花」は鳳仙花のことであり、一番の歌詞は「てんさぐぬ花やちみさちにすみち親ぬゆうしぐとぅやちむにすうみり」であるが、「鳳仙花は爪先に染めて親の教訓は心に染みる」という意味である。

中国で、この花を鳳凰に見立てたため「鳳仙花」の名がつき、日本ではそれを音読みする。室町時代後期の「仙伝抄」に載ることから、16世紀以前に渡来してきたものと考えられている。

【鳳仙花の俳句】

暴れ空の暮れゐて赤し鳳仙花  富田木歩

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