俳句

季語|凧(たこ・いか・いかのぼり)

三春の季語 

紙鳶(いか・いかのぼり・しえん)・凧揚げ(たこあげ)・凧合戦(たこがっせん)・連凧(れんだこ)・奴凧(やっこだこ)・カイト(かいと)

凧凧揚げは正月の風物詩となっている地方が多いが、端午の節句の行事となっているところもある。長崎のハタ揚げなど、春の行事として定着している地方も多い。なお、正月の凧は武者凧などとして、新春の季語に分類される。
中国で軍事目的に利用されていたものが伝わり、「和名類聚抄」(931年~938年)には「紙鳶」「紙老鳶(しろうし)」として登場するが、春の季語となったのは、「はなひ草」(立圃1636年)あたりからだと考えられている。

江戸時代には大凧合戦が日本各地で行われるようになり、喧嘩や農作物被害なども増え、禁止令が出ることがあった。明暦元年(1655年)の禁止令では、それまで「いか」と呼んでいたものを「たこ」と呼びかえて抵抗したという話も伝わる。

【凧の俳句】

夕ぐれや浮世のそらの凧  秋の坊

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