季語|菫(すみれ)

三春の季語 

すみれ草(すみれぐさ)・一夜草(ひとよぐさ)

菫の俳句と季語在来種である菫は、日本各地に自生。花言葉は、「謙虚」「誠実」。万葉集にも「すみれ」あるいは「つほすみれ」として現れ、古くからすみれ摘みの習慣があったことが伺われる。山部赤人には次の歌があり、菫の別名「一夜草」の語源になった。

春の野にすみれ摘みにと来しわれそ野を懐かしみ一夜寝にける

スミレの語源は、植物学者牧野富太郎による、大工道具の「墨入れ」に似ていることから「すみれ」となったという説が有名。

【菫の俳句】

菫程な小さき人に生れたし  夏目漱石
山路きて何やらゆかしすみれ草  松尾芭蕉

▶ 春の季語になった花 見頃と名所

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