季語|残暑(ざんしょ・のこるあつさ)

初秋の季語 残暑

秋暑(しゅうしょ)秋暑し(あきあつし)

残暑の俳句と季語立秋を過ぎても残る暑さを言い秋の季語となる。立秋は8月7日前後なので、それ以降の暑さは残暑となる。概ね8月いっぱいの暑さを残暑と言う。
東京では、8月1日から8月10日頃に、最高気温・最低気温ともに1年を通じて最も高くなる。よって立秋あたりでは、秋の気配はなかなかに見つけにくい。
また、最高気温も8月いっぱいは30度を超えるため疲労が蓄積し、真夏以上に暑さが堪えるのが残暑の特徴と言える。

【残暑の俳句】

草の戸の残暑といふもきのふけふ  高浜虚子
秋暑しわれを死なしむ夢いくたび  佐藤鬼房

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