季語|菜の花(なのはな) 晩春の季語 菜の花 花菜(はなな)・菜種の花(なたねのはな)・菜種菜(なたねな)・油菜(あぶらな) アブラナ科アブラナ属の花の総称で、種は菜種油の原料となることから、その植物を油菜ともいう。花を食するものは菜花という。晩春の季語ではあるが、年末に花をつけ始める地方もある。 「肴(な)」と語源が同じだと言われ、食用植物の花の意である。 【菜の花の俳句】 菜の花や月は東に日は西に 与謝蕪村 菜の花の遙かに黄なり筑後川 夏目漱石 ▶ 春の季語になった花 見頃と名所