季語|風光る(かぜひかる) 三春の季語 風光る 光る風(ひかるかぜ) 俳諧歳時記栞草に、初学記の引用で「春晴日出て風吹を光風といふと、云々。これによりていふか。此詞古抄にみえず。」 晴れ上がった春の日に吹く風は、爽やかで光り輝くように感じられる。 【風光るの俳句】 陽炎のものみな風の光りかな 久村暁台 文鳥や籠白金に光る風 寺田寅彦