俳句

季語|郭公(かっこう・ほととぎす)

三夏の季語 郭公

閑古鳥(かんこどり)

郭公の俳句と季語鳥綱カッコウ目カッコウ科で、ホトトギスに近縁。日本には夏鳥として5月ごろ飛来し、8月頃まで留まる。オスは「カッコー、カッコー」と鳴く。
托卵を行うことでもよく知られ、モズなどの巣に一つ卵を生み落とす。そこで生まれた雛は、他の雛を追い落として成長する。

鳴き声が人を呼ぶように聞こえるところから、呼子鳥と呼ばれることもある。
江戸時代までは「郭公」と書いて「ほととぎす」と読むことが多く、カッコウのことは「かんこ鳥」とも呼んでいる。「かんこ鳥」は、「喚子鳥(よぶこどり)」の読み違いだとされる。

▶ 関連季語 時鳥(夏)

【郭公の俳句】

憂きわれをさびしがらせよ閑古鳥  松尾芭蕉
鳥篭の憂目見つらん郭公  北村季吟

【郭公の鳴き声】
ユーラシア大陸で越冬した郭公は、5月頃になると日本に渡ってくる。その鳴き声は、「カッコー」と聞きなされる。(YouTube 動画)

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