俳句

季語|野菊(のぎく)

仲秋の季語 野菊

野菊(リュウノウギク)菊(キク科キク属イエギク)」といえば、中国伝来の栽培種で、野生のものはない。しかし、キク科の中にイエギクに似たものがあり、ヨメナ・リュウノウギク・シマカンギク・ノコンギク・シオンなどを、野生の菊の意で「野菊」と呼ぶ。自生種としては約350種、帰化植物としては150種があると言われている。コスモスヒマワリもキク科ではあるが、その形状の違いから、「野菊」と呼ぶことはない。

文学では、1906年1月に「ホトトギス」に発表された伊藤左千夫の小説「野菊の墓」が有名である。

【野菊の俳句】

名もしらぬ小草咲さく野菊かな  山口素堂

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