時鳥 click ⇒ ≪解説≫
野を横に馬牽むけよほとゝぎす 松尾芭蕉(おくのほそ道)松島や鶴に身をかれほとゝぎす 河合曾良(おくのほそ道)ほととぎすなくなくとぶぞいそがはし 松尾芭蕉袖ふるは峠のならひほととぎす 中山世一ほとゝぎすなべて木に咲く花白し 篠田悌二郎子を捨てし時鳥いま南へ 中村苑子谺して山ほととぎすほしいまゝ 杉田久女●時鳥厠半ばに出かねたり 夏目漱石ほととぎす郭公とて明にけり 加賀千代女一声や犬西行にほととぎす 大淀三千風ほととぎす鳴く音や古き硯箱 松尾芭蕉濃きうすき雲を待ち得てほとゝぎす 白井鳥酔兄弟の顔見あはすやほととぎす 向井去来ほととぎす明かしかねたる此世かな 麗々亭柳橋ほととぎす帆裏になるや夕まぐれ 先放ほととぎす平安城をすちかひに 与謝蕪村ほととぎすほととぎすとて寝入りけり 岩田涼菟藪寺や筍月夜時鳥 夏目成美時鳥うらみの滝のうら表 松尾芭蕉
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