朝顔 click ⇒ ≪解説≫
朝顔につるべとられてもらい水 加賀千代女●暁の紺朝顔や星一つ 高浜虚子朝顔や一輪深き淵の色 与謝蕪村身を裂いて咲く朝顔のありにけり 能村登四郎朝顔の紺の彼方の月日かな 石田波郷朝顔やまだ日のささぬ水のいろ 北村仁子朝顔は酒盛知らぬさかりかな 松尾芭蕉朝顔に今日は見ゆらんわが世かな 荒木田守武朝顔は日まけをしてやはなひしげ 松江重頼朝顔に我は飯食う男哉 松尾芭蕉(虚栗)●あさがほのはじめて散るも哀也 岡村不卜朝顔につづくや菊の名残の茶 川上不白あさがほに箒うちしく男哉 風毛朝顔や極道にわれ成果てつ 竹久夢二別るゝやまだ朝顔の露ながら 竹久夢二あさがほの咲く見て今日も過すなり 夏目成美朝顔や女俳人の垣穂より 富田木歩
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