カテゴリー: 三冬
季語|息白し(いきしろし)
季語|凍る(こおる)
季語|冬の空(ふゆのそら)
季語|冬(ふゆ)
三冬の季語 冬
冬の日(ふゆのひ)・冬うらら(ふゆうらら)・冬眠(とうみん)・冬籠り(ふゆごもり)・冬籠(ふゆごもり)・冬ざれ(ふゆざれ)・冬ざるる(ふゆざるる)・底冷え(そこびえ)・冷たし(つめたし)・寒し(さむし)・寒さ(さむさ)
太陽暦では12月から2月まで、陰暦では10月から12月までを冬という。二十四節気では、立冬から立春の前日まで。語源は「冷ゆ(ひゆ)」にあるとする説が有力。
「芭蕉開眼の書」とも呼ばれる「冬の日」は、貞享元年(1684年)刊。「野ざらし紀行」の旅の折、名古屋で成る。
季語|寒桜(かんざくら)
季語|冬夕焼(ふゆゆうやけ)
三冬の季語 冬夕焼
寒夕焼(かんゆうやけ)・冬茜(ふゆあかね)・寒茜(かんあかね)
単に「夕焼」といった場合は夏。夕焼の翌日は晴れるという。
夕焼の言葉が成立したのは比較的新しく、江戸時代後半に「夕焼」を詠んだ句が散見される。季語となったのは明治以降である。なお、中世には「ほてり」と呼んでいたらしい。中国では夕焼に「霞」の字を当てる。「やけ」も夕焼けを指す言葉として使われているが、朝焼けにも使用されていることから、「やけ」とは「明け」あるいは「朱」の転訛かもしれない。
季語|冬の月(ふゆのつき)
三冬の季語 冬の月
冬満月(ふゆまんげつ)・寒月(かんげつ)・月冴ゆ
単に「月」といえば秋。
月の語源は、太陽の次に明るいことから次(つく)が変化したものだと言われている。なお、古事記で月の神は三貴神に数え上げられ、イザナギの左目から生まれた太陽神アマテラスの次に、右目からツクヨミとして生まれている。
季語|冬の海(ふゆのうみ)
三冬の季語 冬の海
冬海(ふゆうみ)・冬の波(ふゆのなみ)・冬の浪(ふゆのなみ)・冬波(ふゆなみ)・冬濤(ふゆなみ)・冬の潮(ふゆのしお)・寒潮(かんちょう)・氷海(ひょうかい)・冬の浜(ふゆのはま)
大きいことを表す「う」と水の「み」が結びつき、「うみ」となった。また海は、母なる海として「産み」に結び付けられることもある。