季語|春の月(はるのつき) 三春の季語 春の月 春月(しゅんげつ)・春満月(はるまんげつ)・朧月(おぼろづき)・朧(おぼろ) 単に「月」といえば秋。澄み渡った秋の月に対し、春の月は朧を特徴とする。 月の語源は、太陽の次に明るいことから次(つく)が変化したものだと言われている。なお、古事記で月の神は三貴神に数え上げられ、イザナギの左目から生まれた太陽神アマテラスの次に、右目からツクヨミとして生まれている。 【春の月の俳句】 春月や塔下草にありく人 松根東洋城