初春の季語 立春
春立つ(はるたつ)・春来る(はるくる)・春となる(はるとなる)
 二十四節気の第1。2月4日ころから2月20日ころの雨水の前日までであるが、一般的にはその初日をいう。冬至と春分の中間であり、季節の決まりごとは、この日が起点となる。立春とは言え、この頃が一年で最も寒さが厳しい。立春を境に、「寒中見舞い」は「余寒見舞い」に切り替わる。
二十四節気の第1。2月4日ころから2月20日ころの雨水の前日までであるが、一般的にはその初日をいう。冬至と春分の中間であり、季節の決まりごとは、この日が起点となる。立春とは言え、この頃が一年で最も寒さが厳しい。立春を境に、「寒中見舞い」は「余寒見舞い」に切り替わる。
立春は、必ずしも旧暦1月1日ではなく、立春が朔と重ならない場合は、年内に立春が2回存在するなどということもある。そのことを歌った在原元方の
年の内に春はきにけりひととせを こぞとやいはんことしとやいはん
は、古今和歌集巻第一の巻頭を飾る。
【立春の俳句】
音なしに春こそ来たれ梅一つ 黒柳召波
 
 
 
 

 オオバコ科クワガタソウ属。3月から5月、淡いピンク色をした小花をつける。現在は、明治初年に入ってきたと見られる外来種のオオイヌノフグリが優勢で、イヌノフグリは絶滅危惧II類に指定されている。
オオバコ科クワガタソウ属。3月から5月、淡いピンク色をした小花をつける。現在は、明治初年に入ってきたと見られる外来種のオオイヌノフグリが優勢で、イヌノフグリは絶滅危惧II類に指定されている。 バラ科サクラ属の落葉高木。
バラ科サクラ属の落葉高木。