インターネット歳時記で俳句に挑戦 今月の季語(5月)
四季の移り変わりは、緊急事態宣言にも動じない。花を咲かせようとしている山を遠望しては、ため息ばかりついている…
初鰹・卯の花・新茶・鯉幟・苺・風薫る (5月上旬:夏の季語)
若葉・筍・牡丹・時鳥・天道虫・河鹿 (5月中旬:夏の季語)
蜜柑の花・水芭蕉・揚羽蝶・仏法僧・薔薇・鈴蘭 (5月下旬:夏の季語)
俳句で飲む酒|桃の滴(松本酒造:京都市伏見区)
人気の「澤屋まつもと」シリーズを醸造する松本酒造に、松尾芭蕉に因んだ日本酒がある。1685年春に、伏見西岸寺の任口上人を訪ねて詠んだ「わがきぬにふしみの桃の雫せよ」に因んで醸し出された日本酒である。五百万石の純米大吟醸、山田錦の特別純米酒などいくつかの種類があり、冷で良し燗で良しの、年中通じて楽しめる日本酒である。
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インターネット歳時記でたどる今月の有名俳句
草の戸も住替る代ぞひなの家
松尾芭蕉の「おくのほそ道」の序文にある桃の節句の句。旅に備えて譲った芭蕉庵に、新しい住人の生活が始まっていた。 ⇒ この俳句の説明ページ
赤い椿白い椿と落ちにけり
新聞「日本」明治29年(1896年)3月11日号に「白い椿赤い椿と落ちにけり」で初出の河東碧梧桐の俳句。正岡子規が、同紙「明治二十九年の俳句界」で取り上げたことにより有名になった。 ⇒ この俳句の説明ページ
おちついて死ねそうな草萌ゆる
昭和15年(1940年)3月12日の「松山日記」に載る種田山頭火の俳句。山頭火は、この年の10月11日にコロリ往生した。 ⇒ この俳句の説明ページ
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旅の歳時記|上野公園(東京都)
東京随一の桜の名所、上野公園。昨年に続き今年も、コロナの影響で、花見には飲食の禁止など様々な制限が設けられる。例年に比べ開花も早くなりそうで、終息しないコロナ禍のなか、恨めしいばかり。清水観音堂横には俳諧師の名を刻む「秋色桜」があるが、ソメイヨシノから半月遅れで咲くこの花の見ごろには、なんとか収まっていて欲しい。
かつては短冊に書かれた「井戸ばたの桜あぶなし酒の酔」の句が深酒を警告したというが、秋色桜の横に建つこの句の句碑が、三密の警告にならない日が来ることを願う。
⇒ 上野恩賜公園
おすすめの歳時記はこれだ!
【おすすめの歳時記1】山本健吉基本季語五〇〇選末成歳時記は、どのような環境においても実用に耐え得るとは思うが、俳句の権威・山本健吉氏の「基本季語五〇〇選」があれば鬼に金棒。基本は500季語に抑えながらも、派生季語も一覧することができ、それらを合わせると数千に及ぶボリューム。個々の季語の背景への言及も詳細かつ的確で、歳時記とは何かというものを強く教えてくれる歳時記となっている。
【おすすめの歳時記2】早引き俳句季語辞典国文学者でもある復本一郎氏によって編集された「早引き俳句季語辞典」は、フィールドで活躍する。文庫本サイズの携帯しやすい歳時記で、例えば「風」ならば、季節ごとにその風の名前が一覧表示されている。末成歳時記では十分にカバーできていないところを、きれいに補ってくれる歳時記である。