季語|厄払い(やくはらい・やくばらい)

晩冬の季語 厄払い

厄落し(やくおとし)

厄払い「厄払い」とは、とりついた悪いものを取り除くという意味がある。本来は「厄祓」と書き、神仏に祈って穢れを払い落とすことである。
「厄落し」とは、災厄を模擬化して、以降の災厄を取り除こうとするものである。江戸時代には褌を落として「厄落し」とし、これを「ふぐりおとし」と呼んだ。

厄払いは寺社に行けば年中受け付けてもらえるものではあるが、現在では元旦から節分までに行われることが多い。俳諧歳時記栞草(1851年)では「厄払、厄落」として、冬之部十二月に分類している。古くは旧暦大晦日に行われ、節分の行事であった。
現代でも、災厄に見舞われるとされる「厄年」は、広く認識されている。厄年とは、数え年の男25歳・42歳・61歳、女19歳・33歳・37歳になる1年のことである。

【厄払いの俳句】

厄拂あとはくまなき月夜かな  大島蓼太

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季語|寒ざらい(かんざらい)

晩冬の季語 寒ざらい

寒弾(かんびき)寒稽古(かんげいこ)・寒復習(かんざらい)

寒ざらい寒中の早朝や夜更けに、芸事などの稽古をすること。三味線の稽古をすることを「寒弾」という。武道においては「寒稽古」という。
寒さの中で精神を鍛え、技術の向上を目指す。

【寒ざらいの俳句】

旭にあうてみだれ衣や寒ざらへ  芝不器男

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季語|雨氷(うひょう)

晩冬の季語 雨氷

雨氷過冷却状態の雨(0℃以下でも凍っていない雨)は、木などに付着した途端に透明な氷になる。その付着氷をいう。白色のものは「樹氷」である。地表付近の気温がマイナスで、上空の気温がそれよりも高い条件で発生する珍しい現象である。

【雨氷の俳句】

雨氷とて草の高さに光るもの  稲畑汀子

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季語|皸(あかぎれ)

晩冬の季語 

あかがり

皸皮膚に亀裂が入って、炎症を伴って赤くなったり出血したりしたものをいう。皸の亀裂は、表皮の奥深くや真皮にまで届くことがあり、ひびよりも深い。
冬になると、乾燥した空気と、汗や皮脂の分泌量の低下に伴って、皮膚の水分が不足する。その状態で刺激を与えると、皮膚の弾性力が限界となって、亀裂が入る。水が蒸発する時、皮膚の水分も一緒に蒸発するため、水仕事をした後などに発生しやすい。血行不良が原因でできる「霜焼」とは発生メカニズムが違う。

【皸の俳句】

皸をかくして母の夜伽かな  小林一茶



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季語|雁木(がんぎ)

晩冬の季語 雁木

雁木の俳句と季語雪が降っても通行できるように、町家の庇などを張り出して、下を通路にしたもの。その構造が、雁の編隊飛行の形に似ていることから「雁木」の名がついた。船着場の階段状の構造物や、雁が編隊飛行しているように見える階段も「雁木」というが、それとは異なる。
青森県では小見世(こみせ)、山形県では小間屋(こまや)、鳥取県では仮屋(かりや)などと呼ばれ、雪が多い日本海側の町で見られたが、現在では新潟県と青森県黒石市に残るのみだという。新潟県東蒲原郡阿賀町津川には「雁木発祥の地」の碑がある。青森県黒石市は、まちづくりの一環として保存維持を進めている。

【雁木の俳句】

来る人に灯影ふとある雁木かな  高野素十

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季語|寒声(かんごえ)

晩冬の季語 寒声

寒声寒中に喉を鍛えるといい声が出るようになると言われ、邦楽を学ぶ人などは寒中に稽古をする。その稽古のことや声のことを「寒声」という。俳諧歳時記栞草(1851年)には、「歌曲に遊ぶ者、寒中、朝暮大に声を発す。これを寒声つかふといふ。或は寒習(かんならい)と云」とある。

「寒声」を「かんせい」と読むと、寒さを感じさせる声や風の音などのことになり、通常は季語とはしない。

【寒声の俳句】

寒聲やあはれ親ある白拍子  高井几董

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季語|追儺(ついな)

晩冬の季語 追儺

なやらひ鬼やらい(おにやらい)

追儺中国から伝わった、大晦日(旧暦12月30日)に邪気を祓う行事。「続日本紀」の慶雲3年(706年)の記述に「大儺」として現れるものが、国内での文献上は最も古い。
「追儺」とは、鬼を追い払うというような意味合いで、平安時代に日本独自につくられた言葉だと考えられている。元は宮中行事であったが、宮中行事としては廃れ、寺社での行事として発展し、民間では節分の豆撒などとして親しまれるようになっている。

【追儺の俳句】

山国の闇恐ろしき追儺かな  原石鼎

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季語|寒紅(かんべに)

晩冬の季語 寒紅

寒紅の俳句と季語寒中に作られた紅のこと。紅花を発酵してつくられる紅は、寒いほど鮮やかな色が出るという。よって、寒中につくられる紅は特別で、寒中の丑の日に買う紅を「丑紅(うしべに)」と呼んで、薬効などの神秘的な力があるとして珍重した。

【寒紅の俳句】

寒紅の濃き唇を開かざり  富安風生

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季語|雪見酒(ゆきみざけ)

晩冬の季語 雪見酒

雪見酒の俳句と季語雪を見ながら酒を飲むこと。「雪見の宴」は古くから日本にある風習で、「十訓抄」(1252年)には、白河院の雪見に「雪見酒」の記述が見られる。
雪を愛でながら盃を傾けるというのは、燗ができる日本酒ならではの特殊な楽しみ方で、昨今では、湯につかりながら雪見酒ができるということを売りにしている温泉旅館もある。

【雪見酒の俳句】

雪見酒一とくちふくむほがひかな  飯田蛇笏

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季語|寒造(かんづくり)

晩冬の季語 寒造

寒造の俳句と季語「寒造」とは、12月から2月頃に造られる日本酒の仕込み方法である。現在では、一年を通じて日本酒を醸造する「四季醸造」に相対する言葉として用いられることがある。
かつての酒は四季それぞれに造られ、冬場につくられるものを「寒酒」といった。貯蔵方法が改善され、日持ちする酒が造られ始める中で、1667年に伊丹で、「寒造り」が確立された。1673年には、酒の腐敗による米の無駄遣いなどを防止するために、幕府によって「寒造り令」が発令されて、酒造りは冬場に行われるものとなった。これは、農閑期を利用した杜氏集団が形成されることにつながったとも言われている。

【寒造の俳句】

奥深きその情けこそ寒づくり  西山宗因
並蔵はひびきの灘や寒作り  宝井其角

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