臘梅(ろうばい)

晩冬の季語 臘梅

季語クスノキ目ロウバイ科ロウバイ属に属する中国原産の落葉樹。バラ目バラ科のウメとは別種。古くはカラウメと呼び、中国(唐)から来たという意味である。日本には、江戸時代初期に渡来したと考えられている。中国での呼び名「臘梅(ラーメイ)」が日本名のもとになったと考えられるが、これは、1月頃に咲く花が蝋細工ににているところから来ているとも、臘月(旧暦12月)に花を咲かせるところから来ているとも言われている。中国では、ウメ・ツバキ・スイセンとともに「雪中の四花」とされる。匂いが良い。

臘梅を無口の花と想ひけり  山田みづえ

インターネット歳時記

寒(かん)

晩冬の季語 

寒の入(かんのいり)大寒(だいかん)

季語1月5日ころの二十四節気の小寒が、寒の入に当たる。この日から節分までを寒という。大寒は二十四節気の第24で、一年で最も寒さが厳しいとされる1月20日ころ。

約束の寒の土筆を煮て下さい  川端茅舎
大寒の一戸もかくれなき故郷  飯田龍太

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寒梅(かんばい)

晩冬の季語 寒梅

早梅(そうばい)冬の梅(ふゆのうめ)

季語梅の花は春、実は夏の季語になる。万葉の昔から親しまれてきた花である。

▶ 関連季語 梅(春)

わが胸にすむ人ひとり冬の梅  久保田万太郎

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雪(ゆき)

晩冬の季語 

吹雪(ふぶき)雪しまき(ゆきしまき)深雪(しんせつ・みゆき)・六花(ろっか)

季語雪の結晶は、六角形を基本とし、様々な形状がある。温度が比較的高いと、平らな六角形の「角板」。温度が低くて湿度が低いと、柱状の六角形の「角柱」。温度が低くて湿度が高いと「針」となる。「初雪」は初冬の季語、「淡雪」「牡丹雪」は春の季語となる。
古くから、雪を見て豊穣を占い、大雪は豊作になると言われてきた。このことから、雪は神聖なものとしてとらえられ、物忌みを意味する「斎潔(ゆきよし)」に雪の語源があるといわれる。万葉集には、 山部赤人の有名な和歌

田子の浦ゆうち出でて見れば真白にぞ富士の高嶺に雪は降りける

など、155首の歌を載せる。

酒のめばいとど寝られぬ夜の雪  松尾芭蕉
これがまあ終のすみかか雪五尺  小林一茶
いくたびも雪の深さをたずねけり  正岡子規
降る雪や明治は遠くなりにけり  中村草田男

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