俳句例句(季語から)



 click ⇒ ≪解説≫

鶯や柳のうしろ薮の前  松尾芭蕉
雨見えてくるうぐひすのこゑのあと  山上樹実雄
鶯や剥かれて匂ふ杉丸太  井口公子
鶯のやゝはつきりと雨の中  深見けん二
鶯の暁寒しきりぎりす  宝井其角
臨終の庭に鶯鳴きにけり  青木月斗
うぐいすも椎の葉せせる飯野かな  西山宗因
一天や鶯の声充ち満ちぬ  川端茅舎
鶯や前山いよゝ雨の中  水原秋桜子
ほのかなる鶯聞きつ羅生門  小西来山
鶯や餅に糞する縁の先  松尾芭蕉
鶯にほうと息する山路かな  服部嵐雪
鶯にこの辛子酢は泪かな  宝井其角
鶯やあまりにめでてこぼれ梅  祇徳
鶯の舌に乗てや花の露  山岸半残
うぐひすの海向いてなく須磨の浦  箕田卯七
古庭に鶯啼きぬ日もすがら  与謝蕪村

▶ 季語検索

季語検索を簡単に 季語検索を簡単に 季語検索を簡単に 季語検索を簡単に