晩夏の季語 睡蓮
スイレン科スイレン属の多年生水草。6月から8月にかけて花をつける。蓮と異なり、茎は水面から立ち上がらない。日本に古来自生するのはヒツジグサで、それ以外は明治時代以降の外来種か、それを交配させたもの。印象派のクロード・モネが好み、庭につくった睡蓮の池を描いた一連の絵画「睡蓮」はあまりにも有名。高知県北川村に再現された「北川村モネの庭マルモッタン公園」は、モネ財団公認の睡蓮の池がつくられたことで知られている。
ヒツジグサの語源は、未の刻に花を咲かせるところにある。夜には花を閉じてしまうことから、漢名では、睡る蓮として睡蓮の字が当てられる。

7月24日。
西に傾いた太陽。その日ざし。夏の強い西日は室温を上昇させるために印象深く、夏の季語となる。
朝焼けが出ると雨が降るという。
季語として春夕焼、秋夕焼、冬夕焼もあるが、単に「夕焼」といった場合は夏の季語となる。夕焼の翌日は晴れるという。
「歓喜」の花ことばを持つ。マメ科の落葉高木で、7月頃開花する。よって夏の季語となる。日本では、本州・四国・九州に自生。万葉集に合歡木(ねむ)として既にその名が見られ、