【初昔の俳句】
高砂や去年を捨てつつ初昔 上島鬼貫
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新年になって去年を思うこと。同じ銘の「抹茶」がある。
木綿や麻を使った生地が多い夏衣。
元旦の朝に、初めて酌んだ若水で心身を洗い清める。手水を「ちょうず」と読むのは「てみず」の転訛。手水は、禊の簡略作法であり、本来は河川に入り身を清める。イザナギノミコトが黄泉の国から帰還した折、日向の橘の小門の阿波岐原で身禊をしたという神話に基づく。
柚子を砂糖で煮て、熱湯で薄めた飲み物も「柚子湯」と言うが、俳句では主に、冬至に柚子を浮かべた風呂のことを言う。
マメ科ハギ属。秋の七草のひとつで、7月から10月に紫や白などの花をつける。痩せた土地でも良く育つため、緑化資材としても用いられる。中秋の名月に、ススキ・月見団子と共に供える。
樹木の枝が雪の付着で折れないように、縄で枝を支える。リンゴの実の重さから枝を守るために行ったことを起源とし、明治の終わりに導入された柱の先から放射状に縄を張る「りんご吊り(芯立て)」が一般的。ほかに、幹から縄を張り枝を支える「幹吊り」などがある。金沢市の兼六園が有名で、11月1日から作業を始め、3月まで見られる。東京でも、甘泉園公園や六義園などで見られる。
さしかけるタイプの傘は、西暦552年に百済から初めて渡来した(日本書紀)。雨傘としての用途ではなく、他人がさしかけるタイプの日傘であり、権力の象徴として用いられたと考えられている。
おでんは御田と表記する。元々は、豆腐料理である「田楽」を意味する女房言葉で、田楽は室町時代にはじまる料理である。江戸時代に入って、こんにゃくの田楽が登場し、オデンの略称で呼ばれるようになったとも言われる。
秋の一日のことであり、秋の太陽のことでもある。秋も深まるにつれ、暮れやすく、慌ただしく感じる。
冬に見られる鳥全般。鷹、鴨、都鳥、鶴、鴛鴦、千鳥、鳰、白鳥などは、そのまま冬の季語となる。寒雀、浮寝鳥、寒鴉、水鳥なども冬の季語。