三夏の季語 簾
葭簀(よしず)・青簾(あおすだれ)・日除(ひよけ)・日覆(ひおおい・ひおい)
暑さ除けで窓の外や軒先に用いる日除は、夏の風物詩である。
簾は、竹や葦などを編んだものを、吊り下げて用いる。青簾は、青竹を細く割って編まれた簾で、竹の香が立つ。葭簀は、葦を編んだものを軒先などに立て掛けて使用するもの。立簾とも言う。日覆や日除と言った場合には、布で作った覆いも含まれる。
簾の語源は、「簀垂れ」にある。中国では前漢時代に既に存在しており、中国から日本に伝わったと考えられている。
万葉集には額田王の和歌で、近江天皇を思ひてつくる歌として、
君待つとわが恋ひをればわが屋戸の 簾動かし秋の風吹く
がある。現在ではグリーンカーテンとして、植物を日除として使用することも多い。
【簾の俳句】
ほうほうと雨吹きこむや青簾 正岡子規

池や水田などの水面を覆う水草で、根は水底に届かず、水面を漂う。別の呼び方に「根無草」もある。
鳥綱ブッポウソウ目ブッポウソウ科に分類されるブッポウソウは、夏鳥として東南アジアから飛来し、本州から九州で繁殖する。「森の宝石」とも呼ばれる美しさから、長らく「ブッポウソウ」と鳴くと信じられてきたが、1935年の日本放送協会名古屋中央放送局のラジオ取材で、「ブッポウソウ」と鳴くのはコノハズクであることが証明された。そのため、仏法僧には「姿の仏法僧」と呼ばれるブッポウソウと、「声の仏法僧」と呼ばれるコノハズクが存在する。
冷やして飲む酒のことで、主に日本酒に関していう。近年、クリアな味わいの吟醸酒が人気になるとともに、冷やして日本酒を飲むことも珍しくなくなってきた。ただし「冷や」と言うと、普通は常温の日本酒を指し、「燗酒」と区分するために用いられる言葉である。「冷酒」とは別物で、夏の季語とはならない。
夏の夜、灯火に集まってくる昆虫の事を火取虫というが、特に
ナス科ナス属。インド東部が原産とされ、隋の煬帝はこれを崑崙紫瓜(こんろんしか)と言った。「