<PR>【ふるさと俳句】日本全国、地方の魅力を再発見。好きな名所を俳句に詠もう。ふるさと俳句で旅枕。
故郷の季語と日本全国有名な俳句
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11月の俳句旅|出雲大社(島根県出雲市)
旧暦十月の神無月は、出雲の神在月。全国の神々が、大国主のもとで神議(かみはかり)を行うために、出雲大社に集結する。冬紅葉の美しい出雲では、神迎にはじまり縁結大祭など、様々な祭祀が行われ、それが終わると本格的な冬が到来する。
12月の俳句旅|浅草寺(東京都台東区)
12月17日から19日は、浅草の羽子板市。たくさんの露店が立ち並び、名物の羽子板を売る。境内に並ぶ美しい羽子板飾りを見たり、小気味好い売り口上を聞いたりするのも楽しい。無事に暮れゆく一年に、感謝の念が湧き上がる歳の市である。
1月の俳句旅|伊勢神宮(三重県伊勢市)
日本は伊勢神宮から明けていく。皇室の氏神様であり、国家の総鎮守。初詣には約60万人が押し掛けるが、広大な神域に広がる森は動じることなく、神聖な空気を醸し出している。俳句への道を開いた荒木田守武は、伊勢神宮の神官であった。
2月の俳句旅|橿原神宮(奈良県橿原市)
初代天皇である神武天皇は、紀元前660年2月11日に橿原宮で即位された。橿原宮跡に建てられた橿原神宮では、建国記念日となる2月11日に、最も大切な祭りである「紀元祭」が行われ、多くの参拝客を迎える。「橿原祭」という季語にもなった祭りである。
3月の俳句旅|浅間大社(静岡県富士宮市)
富士山本宮浅間大社は、富士山を祀る神社である。御祭神は木花之佐久夜毘売で、桜の女神でもある。そのため、境内には多くの桜の木が植えられ、3月下旬から4月上旬には夢のような世界が広がる。ここへ来れば分かる。「富士には桜がよく似合う」
4月の俳句旅|三峯神社(埼玉県秩父市)
山口青邨が「巫女下るお山は霞濃くなりて」と詠んだ三峯神社の春は神々しい。花咲き誇る秩父の町とは対照的に、深い森には水があふれ、山肌に霧が立ち込める。関東屈指のパワースポットとされ、東京から日帰りできるのも有り難い。
5月の俳句旅|日光(栃木県日光市)
紅葉の日光もいいが、若葉の日光は格別だ。男体山や中禅寺湖、華厳の滝などの大自然の中に、世界遺産になった寺社が散らばる。5月には日光連山の山開きや東照宮の例大祭もあり、流鏑馬や百物揃千人武者行列が奉納される信仰の季節でもある。
6月の俳句旅|明月院(神奈川県鎌倉市)
明月院ブルーで知られる鎌倉の紫陽花寺。梅雨時には、約2500株の青いヒメアジサイが、山門からの石段わきに咲き誇る。その様は滝のようでもあり、幻想的である。週末には観光客で溢れかえるが、平日の朝に訪れると神秘的で、自然と俳句が溢れ出る。
7月の俳句旅|祇園祭(京都府京都市)
京都の夏と言えば祇園祭。夏の季語ともなっている祇園祭は、はるか平安のむかし、疫病を鎮めるために牛頭天王を祀ったのが起源である。現在では7月いっぱい祭りが執り行われ、祭り期間中に繰り出す山鉾は夏の京都の風物詩になっている。
8月の俳句旅|阿波踊(徳島県徳島市)
阿波踊の本場である徳島市の阿波踊は、8月12日から8月15日に開催される。この日ばかりは、人口25万人の街が100万人に達する人で溢れかえり、有名連と呼ばれる熟練集団や飛び入り参加の踊り手たちが、朝から夜遅くまで踊り通して異界に到る。
9月の俳句旅|鹿島神宮(茨城県鹿嶋市)
貞享4年(1687年)の仲秋の名月を拝むために、松尾芭蕉は鹿島を訪れている。その時に鹿島神宮にも参拝し、後に「鹿島紀行」を著した。鹿島の月は海から昇る。ここから昇った月は、日本全土を明るく照らし出していく。
10月の俳句旅|住吉大社(大阪府大阪市)
松尾芭蕉最後の地は大阪である。元禄7年10月12日(1694年11月28日)に大坂御堂筋の花屋仁左衛門の貸座敷で亡くなったのだが、そのひと月前、住吉大社を詣でている。住吉大社は、芭蕉を看取る神となった。